緑内障

緑内障は、視覚障害原因の上位の疾患です
緑内障の眼底写真緑内障は自覚症状がほとんどありませんが、成人の失明原因の上位となっている病気でもあります。一度進行すると元に戻らないので、早期発見が第一です。40歳以上の方や血縁者に緑内障の人がいる場合(緑内障は遺伝の傾向が見られます)は、定期的な眼底検査をするようにしましょう。

資料:中江公裕・他 わが国における視覚障害の現状.網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する研究 平成17年度報告書(厚生労働省難治性疾患克服研究事業 網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する研究班)263〜267 2005
視野検査
緑内障の進行状態は、視野検査による見えない範囲の拡大があるかどうかで決まります。定期的に視野検査を行い、進行の状況に応じて治療を行います。静的視野計のご紹介>>
緑内障 早期発見・早期治療のために、
光干渉断層計(OCT・OCTA)を導入しています。
OCTA光干渉断層計は、前眼部OCTという機能があり、角膜・隅角の断層撮影・3D解析ができます。ご自身では気づきにくい閉塞隅角緑内障・近視性緑内障など、多くの前眼部疾患の診断・治療に大きく役立ちます。
また、OCT隅角という写真を撮ることにより、閉塞隅角緑内障や狭隅角眼の状態や進行状況が分かります。これにより治療方針や進行予防の計画を立てることが出来ます。
閉塞隅角緑内障は自覚症状がほとんどないことが多いです。

光干渉断層計(OCT・OCTA) Retina Scan Duo2 詳細はこちら
長眼軸正常眼データベースソフト
長眼軸正常眼データベースソフト光干渉断層計(OCT・OCTA) Retina Scan Duo2の長眼軸正常眼データベースソフトです。緑内障の早期診断や長眼軸データベースを搭載し、日本人に多い近視性緑内障も早期かつ正確に診断することができます。

当院で緑内障の治療が可能です

基本的にはお薬での治療です
緑内障は一旦発症すると元に戻すことはできないため、進行を遅らせるお薬での治療となります。基本的には、ご自宅で点眼薬による治療となります。進行すると手術治療が必要となる場合もあります。通院は、眼圧を測るために月に一度、また視野検査は半年に1度程度です。
Q.自覚症状はありますか?
9割以上の方は自覚症状が乏しく、末期になって見えづらい、と気づくことが多いです。
Q.目が緑色になるのですか?
なりません。緑内障は見た目での変化はありません。
Q.どんな治療法がありますか?
基本的に、欠けてしまった視野を戻すことは出来ないため、進行を遅らせるお薬(点眼薬)での治療となります。手術が必要な場合もありますが、その場合は医師よりご説明します。
Q.手術が必要ですか?
点眼薬での眼圧コントロールが良好でない場合、手術になる場合があります。
Q.手術は入院が必要ですか?
緑内障の手術は入院が必要です。
Q.手術してもらう病院はどこがいいですか?
当院の連携医療機関をご紹介しています。
Q.緑内障が発覚するのはどんな時ですか?
人間ドックで視神経の異常を指摘されるケースや、コンタクトレンズを作るときの検査で分かることもあります。
医療機関名 ひとみ眼科クリニック
医療機関所在地 185-0021
東京都国分寺市南町3-1-28-2F
アクセス JR 中央本線 国分寺駅より徒歩5分
西武 国分寺線・多摩湖線 国分寺駅より徒歩5分
TEL 042-329-8002