加齢黄斑変性
その他の黄斑部疾患

その他の黄斑部疾患の例
黄斑円孔
黄斑円孔とは、黄斑部の真ん中(中心窩)が円筒状形に裂隙を生じる病気です。進行すると物が歪んで見えたり、視力が低下します。症状が進むと手術が必要になることがあります。
黄斑前線維症
黄斑前線維症とは、網膜上に膜(線維)が張る病気です。膜(線維)が網膜を牽引することにより、物が歪んで見えたり、視力低下を引き起こすことがあります。症状が進むと手術が必要になることがあります。
黄斑円孔+黄斑前線維症 手術前・手術後
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黄斑部疾患 早期発見・早期治療のために、
光干渉断層計(OCT)を導入しています。
OCTA当院の光干渉断層計(OCT)は、光干渉断層血管撮影(OCT-Angiography)が行えます。 これは、OCTの技術を応用した造影剤を必要としない新しい検査方法で、網膜の血流形態を診断するのに有用です。加齢黄斑変性症も早期に検出が可能です。

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加齢黄斑変性の治療

抗VEGF薬の注射による治療があります。
「歪んで見える」などの症状があった場合、黄斑部の腫れ(浮腫)が疑われます。この時は自発蛍光(FAF)の撮影により、腫れの状態を判断し、抗VEGF注射等の治療の必要性を確認します。手術・注射等が必要な場合は提携医療機関へご紹介し、術後は当院での経過観察・治療継続が可能です。
早期発見ができるシート
加齢黄斑変性早期発見ができるシート加齢黄斑変性は、一にも二にも早期発見が重要です。そのために、ご自宅で簡単に出来る方法があります。写真のようなシートを眺め、縦横の線が歪んで見えたり、見えないマス目がないかチェックするだけです。症状にもよりますが、1カ月に1度程度行いましょう。シートは当院でもご用意しています。
Q.自覚症状はありますか?
新聞などが見づらくなります。典型的な症状としては、視野の中央がよく見えない、歪む、暗く見える、などです。
Q.加齢黄斑変性は見た目で分かりますか?
見た目では分かりません。眼科で行う眼底検査によって分かります。
Q.手術は入院が必要ですか?
進行度によります。注射での治療の場合、当院での日帰り治療が可能です。さらに症状が進行している場合は入院が必要な手術となり、連携医療機関(病院)をご紹介しています。術後は当院での経過観察、治療継続が可能です。
医療機関名 ひとみ眼科クリニック
医療機関所在地 185-0021
東京都国分寺市南町3-1-28-2F
アクセス JR 中央本線 国分寺駅より徒歩5分
西武 国分寺線・多摩湖線 国分寺駅より徒歩5分
TEL 042-329-8002